お台場での東京薪能


  9月30日、NPO法人世界芸術文化振興協会(IFAC)主催、東京都後援の東京大薪能が行われました。

  初めてこの東京大薪能が開催されたのは当イベント開催時から五年前のことです。第1回目から3回目までは、東京都庁の広場で行われていましたが、第4回目からは、お台場に舞台が変わりました。

  この3年間で、お台場での東京大薪能は徐々に一般に定着し、お台場の秋の名物となりました。毎年来られる地元の方も多く、また外国人も年々増えています。

  当日は、開場の四時間前から何十人もの人が整理券待ちで並び始め、開場時までには900名を越える方が列をつくるほどの盛況ぶりでした。

  演目は、能「鶴亀」、狂言「蚊相撲」、能「野守」深見東州は、能「鶴亀」のシテ(皇帝)を舞い(計32回目のシテとなりました。)、「蚊相撲」を三宅右近師が、「野守」を渡邊荀之助師が演じました。三宅師も渡邊師も重要無形文化財指定保持者です。また、その他にも数多くの重要無形文化財指定保持者の方々が出演され、大変豪華な舞台となったのです。

  紺碧の夜空にいろとりどりに瞬くイルミネーション。時折クルーザーの光が、舞台の後方にある隅田川をゆったりと流れてゆきます。近代的な背景をバックに、古典芸能の世界が厳かに繰り広げられる、見事なコントラスト・・。

  この夜、会場には2500人以上の方々がお越しになり、秋の夜の薪能を大いに満喫しました。

第六回 東京大薪能『鶴亀』

能「鶴亀」(計32回目のシテを務める深見東州)  



能『鶴亀』
シテ(皇 帝):深見 東州
ツレ(鶴・亀):石黒 実都/広島栄里子
ワキ(大 臣):殿田 謙吉

間:三宅 近成

笛:寺井 宏明
小鼓:住駒 匡彦
大鼓:柿原 光博
太鼓:徳田 宗久

後見:辰巳 満次郎/山内 崇生
地謡:小倉 敏克/広島 克栄/渡邊 茂人/小倉伸二郎/ 和久荘太郎/高橋 憲正/辰巳 孝弥/澤田 宏司         

第六回 東京大薪能『鶴亀』

開演間近の薪能会場    

第六回 東京大薪能『鶴亀』

第6回 東京大薪能のパンフレット      

第六回 東京大薪能『鶴亀』

開場4時間前から何十人もの方が並びはじめ、最終的に2500人以上の方が来場されました。  

第六回 東京大薪能『鶴亀』
第六回 東京大薪能『鶴亀』

多くの外国人の方々が薪能を見られに来られました。

第六回 東京大薪能『鶴亀』
第六回 東京大薪能『鶴亀』

開演                    

第六回 東京大薪能『鶴亀』

能「野守」 シテ:渡邊荀之助(IFAC副会長)

第六回 東京大薪能『鶴亀』

能「鶴亀」 シテ:深見東州            

第六回 東京大薪能『鶴亀』

狂言「蚊相撲」 シテ:三宅右近        

第六回 東京大薪能『鶴亀』

週刊朝日11月7日増大号で紹介される             

第六回 東京大薪能『鶴亀』

産経新聞10月1日増大号で紹介される

第六回 東京大薪能『鶴亀』

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