「ナブッコ」・我が愛する地球よ!
G. ヴェルディ 作曲 歌劇「ナブッコ」
全4幕 原語イタリア語上演(日本語字幕付)
公演日:2010年9月24日(金)、2010年9月26日(日)
会場:新宿文化センター 大ホール

【キャスト(戸渡阿見オペラ団)】
ナブッコ(名武鼓):深見東州(バリトン)
アビガイッレ(阿鼻我逸礼):マリー・テ・ハプク(ソプラノ)
ザッカリア(雑歌里愛):コナル・コード(バス)
イズマエーレ(居住英麗):ジョン・ロングミュア(テノール)
フェネーナ(笛音波):ジェイド・モファット(メゾソプラノ)
アンナ(安魚):エミリー・バーク(ソプラノ)
アブダッロ(阿武達郎):アンドリュー・グローバー(テノール)
ベルの大祭司(屁龍之台砕至):デイビッド・コステッロ(バス)

【スタッフ】
指揮:ドブス・フランクス
演出:大島尚志
管弦楽:ソルノク市立交響楽団・ハンガリー
合唱:戸渡阿見合唱団
ダンス:リチャード・オルストン・ダンス・カンパニー
合唱指揮:河原哲也
副指揮:高野秀峰/マーク・サマーベル
総合プロデューサー・音楽監督:深見東州
音楽顧問:栗林義信
音楽副顧問:井﨑正浩
美術:増田寿子
衣裳:清野佳苗
照明:奥畑康夫
舞台監督:飯田貫幸
演出助手:手塚優子
稽古ピアノ:アシュレイ・ハリバー/フォエベ・ブリッグス
所作:志賀山勢州

主催・製作:NPO法人 世界芸術文化振興協会(IFAC)
後援:ハンガリー大使館・ハンガリー政府観光局・産経新聞社・TOKYO MX
協力:戸渡阿見オペラ団

 9月24日と26日の2日間、世界芸術文化振興協会(IFAC)主催、オペラ「『ナブッコ』・我が愛する地球よ!」の公演が行われました。今回のオペラは、タイトルロールの深見氏以外のソリストは全員、西欧人でした。しかも、世界のトップレベルのソリストばかりです。またオーケストラも、指揮者も、稽古ピアノも、西欧人でした。

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

オープニングのコンテンポラリーダンス

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

自然を愛する民の若きリーダー・イズマエーレ(左)と、ナブッコの娘(妹)・フェネーナ(右)は敵国同士の関係だが、愛し合っていた。

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

「自然を愛する民の村」を侵略したナブッコ(左:深見東州)と、ナブッコに屈した、民の長(おさ)ザッカリア(右)(ザッカリア役のコナル・コードさんは、コベントガーデンで歌う世界的バスです。)

「ナブッコ」我が愛する地球よ!
「ナブッコ」我が愛する地球よ!

自然を愛する村に現れた、ナブッコの娘(姉)・アビガイッレ。実は彼女も、イズマエーレを愛していた。(アビガイッレ役のマリー・テ・ハプクさんは、メトロポリタン歌劇場で歌う、世界的ソプラノです)

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

自然を愛する村は、神のご守護により必ず守られる。そう確信し、静かに歌うザッカリア

「ナブッコ」我が愛する地球よ!
「ナブッコ」我が愛する地球よ!

「私はもはや王ではない。神なのだ」とナブッコが宣言した瞬間、雷鳴がとどろき、稲妻がナブッコの頭上に落ちる。

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

雷に打たれ、ナブッコは自分自身を見失う。

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

王位を奪おうとするアビガイッレに対し、自分こそが本当の王であると、高らかに歌うナブッコ

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

忠臣アブダッロ(左)とイズマエーレ(右)

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

アビガイッレが王になるように策略する、ベルの大祭司

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

権力の象徴を手にし、勝ち誇るアビガイッレ

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

玉座に座るアビガイッレと、額ずく村の民たち

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

自分の過ちに気付き、神に許しを乞い、蘇生するナブッコ

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

蘇ったナブッコは、処刑されようとしている娘のフェネーナを救出せんと、決意を新たにする

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

自分の罪を悔やみ、父と妹に詫びながら息絶えるアビガイッレ

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

死んだアビガイッレに、父ナブッコはついに心を開き、自分のマントを優しくかけてやる。

「ナブッコ」我が愛する地球よ!

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