世界を猿股にかける、万能の舞台俳優。“猿股にかける”とは、能の猿楽と、クラシックのフェルマータ、単なるガニ股と、普段着で世界を巡る様子を表す言葉である。
- 能
20才で同志社大学宝生会に入部し、20才で初舞台「鶴亀」の仕舞を演ず。宝生流能楽師(宝生流嘱託免状、及び師範免状取得)。公益社団法人能楽協会会員。今までに43度の能のシテを演ず。毎年、無料で都民に一般公開される「東京大薪能」の主催者代表、及び解説者。「宝生東州会」の会主として、1500人の弟子を育成し、能楽の振興と普及に力を注いでいる。 - 京劇: 48才で、中国京劇界の泰斗・王金璐氏及び葉蓬氏に、拝師(パイシー)の儀を通して入門、北京市立北京京劇院二級京劇俳優に認定される。北京京劇院正団員。梅蘭芳(メイランファン)基金会理事長。中国国立戯曲学院元客員教授。北京戯曲芸術職業学院名誉教授。2002年、中国中央電視台(CCTV)主催、「第4回国際京昆アマチュアテレビ大コンクール」にて、参加者1千人中、最高位の金龍賞を受賞す。
- オペラ
シドニーオペラハウス専属国立オペラ・オーストラリア主席総裁、およびゲストアーティスト。また、中国の二大オペラ団の一つ、国立歌劇舞劇院の正団員となり、一級声楽家に認定される。武蔵野音楽大学特修科(マスタークラス)声楽専攻卒。西オーストラリア州立エディスコーエン大学芸術学部(Academy of Performing Arts)の大学院を、オペラ演技を中心に修了す(MA取得)。 - 創作バレエ
「能」と「バレエ」、「華道」と「バレエ」など、東西芸術が融合した独自の創作バレエを展開す。現代最高のバレリーナ、(故)マイヤ・プリセツカヤとの、2度の共演を果たす。 - 劇団
大佛次郎原作の演劇、「鞍馬天狗」の主役を演じ、鞍馬天狗と明治天皇の二役をこなす。後に「明るすぎる劇団・東州」を旗揚げし、団長として原作、脚本、音楽、演出の全てを手がける。毎年行われる定期公演は、2016年で7回目となり、チケットは毎年完売の大好評を博している。 - パントマイム
同志社大学の学術団「ESS」のプレジデント時代から、英語討論と共に、独自なパフォーマンスやパントマイムを展開。全国的に知られる。今では、両方を本格的に行う。前者はクリントンやトニー・ブレア、マーガレット・サッチャー等とのサミットに進化。後者は、「明るすぎる劇団・東州」の定期公演にて、毎回新作の“幕間パントマイム”を発表している。 - ギャグ
ギャグクリエイターとして、いつの間にか世界的に有名になる。スピーチでのギャグ、おやじギャグ、パントマイムギャグ、舞台演出のギャグ、テレビコマーシャルや広告でのギャグ、日常生活もギャグに満ちており、人々を明るくするギャグ創作を続ける。これは、実はあまりにも真剣に、哲学や芸術を極めた反動である。世の中を楽しくしながら、ギャグで精神のバランスを取ってるのである。モーツァルトやシェークスピア、チャップリンにも共通する所だろう。